1958年、東京生まれ。主に広告、雑誌、音楽関係などの分野でグラフィック・ビジュアルワーク・アートディレクション・映像を中心に活動。2001年東京ADC賞受賞。ohana、ボニー・ピンク、東京ザヴィヌルバッハ、流行通信、CUT、casaBRUTUS、愛知万博EXPO2005世界公式ポスター、NHKの番組タイトル&セットデザインの他、最近ではスチャダラパー、オレンジペコー、高野寛のCDスリーブなどを手掛けた。
作品集『MOTORWAY』『FUTURE DAYS』(共に青心社) 他多数。京都造形芸術大学教授、UFG代表。http://www.site-ufg.com/ |
40数年前のある夏の暑い日、父親に連れられて後楽園球場へ野球を観に行った。観衆で賑わうスタジアムの雰囲気に浸りながら、夢中で食べたホットドッグが最高に美味しかった事を憶えている。その当時、ホットドッグなんていう代物は、子供にとって、テレビで放送していたアメリカのドラマやアニメーションの中でだけ見る憧れの食べ物だった。現在のように日常的ではなかったから、球場で初めて出会ったそのアメリカ食文化の象徴は、おおいに子供心を踊らせた。その日以来ずっと、野球といえばホットドッグを連想し、スタジアムを見れば条件反射的にマスタードをたっぷりぬったプリプリりのヤツが無性に食べたくなる。