ポーカーがプロ並みに上手だった野球選手たち

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「野球」と「ポーカー」に共通点など何もない、と思われるかもしれない。たしかに、体を使った競技である野球と、頭を使ってプレイするポーカーには、一見何の関係もないように見える。しかし実際には、どちらのプレイヤーにも、強い決断力と鋭い戦略的感覚、職業意識が必要とされるのだ。この記事では、ポーカーでも成功した有名野球選手を紹介しよう。

オーレル・ハーシュハイザー

野球とポーカーの両方で成功したことで有名な人物は、オーレル・ハーシュハイザーだ。1983年から2000年までプレイし、非常に優秀なピッチャーであった。プロ野球選手を引退後、プロのポーカープレイヤーに転身。2006年にプロプレイヤーとしてポーカーを始め、その後ポーカーのインストラクターとして力を貸す立場となった。

多くのイベントでプレイしていたが、最も知られているのは2008年のワールドシリーズオブポーカーだろう。このトーナメントでハーシュハイザーは9位に輝いた。ちなみに、プロのポーカープレイヤーとして手にした通算賞金金額は約98万ドルと推定されている。

さらに興味深いことに、ハーシュハイザーは、ポーカーのトーナメントで自分に勝った対戦相手に、いつも自身のサイン入り野球ボールを渡している。

ホセ・カンセコ

現在はすでに引退しているが、この人気野球選手もポーカーの熱狂的なファンである。カンセコは、野球の1シーズンで40本塁打40盗塁を達成した最初の選手であった。

一方、ポーカープレイヤーとしてのキャリアは、あまり印象に残る記録はない。2007年にプロとしてポーカーを始め、約11万ドルの賞金を獲得。がしかし、その後はあまり勝利を収めることはなかった。カンセコは主にオンラインカジノのイベントでプレイしており、時折ラスベガスで行われるトーナメントにも出場している。

マット・バークレー

こちらの素晴らしい選手が若い時に愛したものが、野球とポーカーの2つだったそう。少年時代のバークレーは、プロ野球選手になることをいつも夢見ていて、野球でいくつかの奨学金を提示されたため、野球選手になる夢を見事叶えた。その後、もう一つの情熱であるポーカーの道に進むことにしたのだ。

高校時代にポーカーを始めたが、野球のキャリアを追ったがために、真剣にポーカーを始めたのは大学卒業後である。現在バークレーは、オフラインとオンラインの両方のイベントでプレイしている。2010年度のワールドシリーズオブポーカーは43位で終わり、以降何度か大きな勝利を収めている。合計賞金400万ドル以上を獲得しており、ポーカープレイヤーとしてのキャリアはまだまだ続きそうだ。

チャリティーのためにポーカーをする選手ら

たくさんあるスポーツの他の選手と同様に、野球選手もまた、良い目的のためにポーカーをプレイしていることで知られている。「MGm Grand」というイベントが良い例だ。ダニー・ファーカー、デイナ・イブランド、バリー・ボンズ、ボビー・ボニーヤ、ブラッド・ボックスバーガー、J.T.シャギワ、スティーブ・トラクセル、ケニー・ロフトン、エリック・デービスなど、数多くの著名野球選手がこのイベントに参加した。

以上、いかがだっただろうか。ポーカーは昔から一般人だけでなく、有名人にとって魅力的なゲームであり、数多くの著名人やプロスポーツ選手がポーカーで運試しをしてきた。これからも多数の野球選手がポーカーを極めようとすることは間違いないだろう。